板垣退助の銅像を右に見ながら広い石段を 杉の段へとゆっくり登って行くと、 左側の頭上に『 飛び込み台 』が見えて来ます。
何でこんな所に飛び込み台が???と、いつも不思議に思っていましたら、 実は何と石の樋(とい)なんですって!
「高知県は全国でも一二を争う多雨地帯ですので、この城の縄張りでも、特に排水には注意が払われています。 それは地盤が巻貝を伏せたようにらせん状になっていることから城内に降った雨が三方に分かれて、廻りながら速やかに排水されるように設計されているといわれています。 石樋は各廊からの排水が直接石垣にあたらないように、石垣の上部から突き出して作られており、その下には水受けの敷石をして地面を保護しています。」
−岩崎義郎様の著書「高知城を歩く」より−
大変安全な、そして細やかな設計と美しさを考えて造られたんですネ。(^v^)
やっぱり昔の方は、すごかった!(☆。☆)
\(^o^)/ バンザイ \(^o^)/ バンザイ \(^o^)/
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